墓じまいをするお金がないときの対処法8つ

墓じまいをするお金がないときの対処法は8つあります。

墓じまいをするお金がないときの対処法
  • 複数の墓じまい業者から見積もりをとる
  • お墓の撤去のみを依頼し、改葬先選びを後回しにする
  • 供養方法を手元供養や散骨にする
  • 自治体の補助金・還付金制度を利用する
  • 寺院に離檀料の減免を交渉する
  • メモリアルローンを利用する
  • クレジットカードで分割払いする
  • 親族間で支払いを分担する

この記事では、墓じまいをするお金がないときの対処法をそれぞれご紹介しています。

目次

墓じまいをするお金がない場合の対処法9つ

墓じまいをしたいけれど費用の準備が難しいという方に、少しでも負担を減らすための具体策をご提案します。

複数の墓じまい業者から見積もりをとる

墓じまいにかかる費用は、業者ごとに違います。
同じ墓地であっても業者ごとの費用に大きな差が出ることも珍しくありません。

墓じまい業者にいらないサービスを省いてもらえないか交渉することも検討できます。
また、競合する業者の見積もり額を提示すると、値下げに応じてくれる場合もあるので、見積もりの比較は積極的におこなうべきです。

お墓の撤去のみを依頼し、改葬先選びを後回しにする

遺骨の移動先が決まらなくても、まずは撤去だけを依頼することも可能です。
改葬にかかる費用を後日に分割できるため、負担が軽くなります。

お墓を撤去する際に取り出した遺骨は、一時的に自宅に保管する手元供養や、寺院に一時預ける選択肢もあります。

供養方法を手元供養や散骨にする

お墓を建て直さずに手元供養や散骨を選べば、費用を大幅に削減できます。
近年は、おしゃれなデザインの遺骨ペンダントなども登場しており、個人のライフスタイルに合わせて供養方法も多様化しています。

また、散骨は自然葬として人気があり、海や山への散骨を専門とする業者も増えています。
費用面は5万円~と、お墓をもつのに比べてとてもリーズナブルです。

自治体の補助金・還付金制度を利用する

墓じまいの補助金や還付金制度をおこなっている自治体はわずかではありますが、もしもお墓のある場所が該当すれば利用しない手はないでしょう。

墓じまいの補助金制度がある自治体を知りたい方は、【墓じまいの補助金を最大限に活用するには|費用や申請手順もご紹介!】をご覧ください。

寺院に離檀料の減免を交渉する

墓じまいをして寺院を離れる際に「離檀料(りだんりょう)」が請求されることがあります。
離檀料は必ずしも固定費ではなく、支払いに法的義務はありません。

寺院に経済的事情を説明し、減免を交渉することも可能です。
誠意をもって話しをすれば、寺院側も協力的になってくれることもあるので、遠慮せずに相談しましょう。

メモリアルローンを利用する

メモリアルローンは、墓じまいや供養に特化したローンで、多くの金融機関で取り扱われています。
金利が比較的低く、長期的な返済プランを立てられるのが特徴です。

クレジットカードで分割払いする

特にネットから申し込みできる墓じまいの業者は、クレジットカード払いできるところがほとんどです。
カード会社の分割払いを利用すれば、毎月の支払い額を抑えられます。

親族間で支払いを分担する

墓じまいにかかる費用を親族間で分担するのも、経済的な負担を減らせる方法です。
事前に合意を取り、分担を明確にすることでトラブルを防ぐことができます。

後々のトラブル防止のために、合意内容は文書化しておきましょう。

まとめ

墓じまいは経済的な負担や責任が大きく感じられるかもしれません。
しかし、負担を減らす具体策を行動にうつせば、支払う額をゼロにすることは難しくても、小さくすることはできます。

焦らずに選択肢を検討し、納得のいく形で墓じまいを進めてくださいね。

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